こんにちは、レイです。
先日、レジリエンスについて友人に話したところ
「じゃあどんな嫌なこと言われても傷つかないんだねー。じゃあ悪口言うよー。」
と罵声を浴びせられ、死にたくなりました。
簡単には身に付けられたら苦労はしませんね。
ということで、今回はストレス耐性を表すレジリエンスを紹介したいと思います。
毎日ストレスを抱え、眠れない日々を送っている方などに向けた記事になっています。
この記事を読むメリットは、
・ストレス耐性であるレジリエンスがわかる
・レジリエンスを鍛えることで、ストレスを減らすことができる
です。それではいきましょう。
レジリエンスとは?
捉え方は様々ですが、物理学でも使われていて「回復力」、「復元力」などともいわれています。
私の捉え方は、『逆境や困難、強いストレスに適応する精神力』です。
ストレスに対して精神が落ち込んでしまうことや、苛立ってしまうことがありますが、心理状態をもとの状態に戻すことです。
レジリエンスの高い人の特徴
レジリエンスは高いレベルで戦うスポーツ選手や、失敗を繰り返しても挑戦を繰り返す経営者がよく備えているものです。その特徴は
回復力
元の精神状態に戻すことです。心理的柔軟性があるともいえます。
竹のようにしなやかであれば、折れても元の状態に戻ることができます。
ただ堅いだけの木だったら、折れたらもう戻れませんからね。
弾力性
テニスボールのように外からプレッシャーを受けても、精神の大事な部分に傷をつけることなく跳ね返します。
こちらも同様に堅い野球の硬球だったら、簡単に壊れることはありませんが、壊れてしまえば脆いです。ただ堅いよりも柔らかい方がすべてに対応できますね。
適応力
タンポポのように、その上に道路が敷かれてもアスファルトの隙間から芽を出して、花を咲かせ次の世代に結びつけます。
どんな環境に変化しても対応できるほどのサバイバルする力のある人がレジリエンスの高い人と言えます。
この3つを備えることができればレジリエンスの高い人になることができます。
ポジティブ思考とは違いますよー
なんでもポジティブの捉えようとするポジティブ思考とは少し違います。
ポジティブ思考はいいことでもありますが、どんなことがあってもポジティブに考えなくてはいけないとしているため
- 現実を直視しない
- 無理にいい方向にだけ考えようとする
- 目の前の現実を歪んで認識する
というデメリットがあります。
対してレジリエンスは
- 現実を直視する
- 物事をしなやかに柔軟に捉える
- 合理的な思考をする
という点でポジティブ思考よりも、優れているとも考えられます。
不安などのネガティブなことも、失敗を恐れるためしっかり準備して仕事に取り組むため、ポジティブにつなげることもできます。
無理にポジティブに考えることは疲れますよね。
レジリエンスの4つの心理的資源
鍛えるべきポイントが4つの心理的資源があります。
自己効力感
過去の体験を糧にしてぶれない自分を作ります。
自己効力感とはいわゆる自信です。自信をつける方法については以前の記事で紹介しています。
この自己効力感を鍛えることが、レジリエンスの強化に必要な要素です。
強み
自分を特徴づける強みがあると、何かあっても自分を支えてくれます。
例えば、テストでダメな結果だとしてもその他に特技があればそんなに
社会的支援
周りからサポートされることで身につくものです。
一度支援のされない環境にいったり、現状社会的支援を受けてないと感じている方はコミュニティに参加することで、社会的支援を感じることができます。
ポジティブ感情
感謝や希望を豊かにすることで高めることができます。
助けてくれてありがとう、これから何がしたいから楽しみなど感謝や期待を残しておくことでポジティブ感情を得ることができます。
支配するネガティブな思い込み
レジリエンスの低い人にはネガティブな思い込みがあるといいます。
思い込みの力のすごさはこちらの記事で紹介しています。
自分の中にある思い込みをぜひ見直してください。
減点思考
自分のできないことや足りない点が気になり、自信をなくしてしまうことです。
満点で出来上がった人間より、不格好で不完全な方が魅力的ですよ。
こちらの記事でその理由を解説しています。
無力思考
自分ではこの問題をコントロールできないと諦めてしまうことです。
人は失敗を繰り返すと「学習性無気力」といって、何をやってもできないと感じてしまいます。
一度客観視して、その学習性無気力の負のループに入っていないか確認してください。
意外とあなたにできることは多いものですよ。
悲観思考
将来のことを憂い、今後もうまくいかないと心配してしまうことです。
先のことなんて誰もわかりませんし、わかったらつまらないです。先のことは先になってから考えて下さい。
今できる最善を尽くしましょう。
自責思考
失敗の原因は自分にあると、自己関連付けをして自分を責めてしまうことです。
ある程度自分に原因を帰属させることは、成長に繋がりますがすべてあなたの責任ということではないですよね。
冷静に状況から原因を追究して、合理的に判断してください。
この4つが思い込みとしてあります。とりあえず、思い込みに気付くことができればレジリエンスを鍛える第一歩になります。
最後に
今回はストレス耐性であるレジリエンスについてみていきました。
レジリエンスを身に付けることができれば、どんな環境でもどんな嫌な人に出会ってもすぐに回復することができます。
自分の中にある思い込みや、レジリエンスを鍛えるための4つのものを分析してレジリエンスを身に付けてください。
私もストレスには免疫がないので、
合わせて読みたい