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心理学のお仕事3選!(私の主観込みです)

こんにちは、レイです。

今回は、心理学を学んだ後にどのような仕事があるのか紹介します。

私の考える仕事は大きく分けて3つあります。

心理的な問題を解決する人(資格が必要です)

これが一番思い浮かぶのではないでしょうか?

精神科医、臨床心理士、スクールカウンセラーなどが代表的ですが、精神的に追い込まれたときに、助けてくれるような人のことです。

メンタルヘルスとも呼ばれますね。

それぞれ深堀りして説明します。

精神科医って?

精神医学を専門とする医師であり、精神障がい・依存症の治療を専門的に診察する人です。

忘れてはいけないのは、医師であるので医師免許が必要です。

精神科医になるためには

少し端折ってお伝えしますが、医学部で6年間学び医師免許を取り、臨床研修医として2年間働き、専門として精神科を選ぶことで精神科医になることができます。

医学部に入ること、6年間辞めずに学ぶこと、2年間研修することによりやっと辿りつける境地です。

臨床心理士って?

臨床心理学の知識や技術を用いて心理的な問題を解決する専門家です。

臨床進学とは、精神障がいや心身症、心理的な問題や不適応行動などの援助、回復、予防、その研究を目的とする心理学の一つです。心理学のお仕事3選!(私の主観込みです)

臨床心理士になるためには

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の第2種指定大学院となって、「臨床心理学プログラム」を終了したうえで、1年以上の心理臨床実務経験があると受験資格を得られます。

つまり、心理学を4年間みっちり大学で学んだ後に1年間実務を積み、やっと資格を手にするわけです。

精神科医に比べると簡単に見えますが、とても楽な道ではありませんね。

スクールカウンセラーって?

教育機関における、心理相談に従事する心理職の専門家のことです。

学校内での対人関係困難、学校不適応、不登校傾向、いじめ、ひきこもりの問題に対して臨床心理学的援助を行います。

学校の先生ではないため、「第三者性」「外部性」を有する心理職専門家であることがスクールカウンセラーの倫理的な大前提として必要とされていると、文部科学省が定めてます。

つまり、成績で優遇したりしないような心理職の人の方が相談しやすいってことですね。

スクールカウンセラーになるためには

心理職専門家とあるので前述している、精神科医や臨床心理士などの資格が必要になります。

つまり、5年から10年をかけて資格を取得することになります。

簡単にはなれない!!

上記の資格や仕事以外にも公認心理師や学校心理士など多くの資格があり、正直全部を紹介することはできません。

(紹介できないというより、情報量が多すぎて調べることが間に合わないだけですが…)

仕事としても産業カウンセラーや家庭裁判所、刑務所などに従事する人、安全保健センターなど幅が広いので、私の大きな解釈として心理的な問題を解決する人としています。

このような職業に就くには最低でも5年は大学で医学を学んだり、心理学を専門にして学習をする必要があります。

簡単にはなれませんが、だからこそ安心して相談が出来るのだと思います。

心理学を学ぶ全員が目指すわけではない(1.5割くらいです)

もちろん、心理学を専攻していたとしても全員が臨床心理士を目指したり対人でのカウンセリングを職業にするわけではありません。

実際には1.5割くらいの学生しか、このような仕事に就かないといいます。

IT系や警察、福祉系の仕事に従事することもあるらしいです。

心理学について研究する人(心理学者)

これは、研究職に就いて研究を行うということです。

大学の教員として研究をし、学生に心理学を教えながらお金をもらうということですね。

心理学者になるには

心理学を学ぶことのできる大学で4年間勉強し、大学院への進学は必須で、臨床心理士の資格も必要になることがあります。

その後大学の助手や講師になり、准教授、教授とキャリアアップしていく必要があります。

「カウンセラー兼、大学教授兼、心理学者」のような肩書きになると思います。

前回紹介したように、心理学は多くの種類があり研究は多岐にわたります。

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心理学者として生きていくにはかなり難しい道ですね。

ビジネスに心理学を活かす(資格なしです)

これは私が考えたものです。

心理学を勉強して、自分の取り組んでいるビジネスに活かして興味を引くような広告を作ったり人間心理を活かしたセールスを行うことですね。

心理学を活かしている!と大々的に言っている人はいませんが、ほとんどのビジネスマンは無意識的に使っているのではないかと思います。

ビジネスに使える心理学を3記事紹介しています。

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正直、私のなりたい道はこれですね。

大学で心理学を専攻しないと、残り2つにはなれませんもんね(-_-;)

まとめ

  • 心理学を活かす仕事は大きく分けて、カウンセラー・心理学者・ビジネスマンの3つがある。
  • カウンセラー・心理学者になるには心理学を専門にする大学で最低でも4年間は学ぶ必要がある

最後に

今回は、心理学を学んだ後にどのような仕事があるのか私の考える3つを紹介しました。

(メンタリストも心理学ですが、超例外的ですので省略しています。カッコイイよね)

これから日本では精神的な障がいはどんどん増えていくと予想されるため、心理学の需要が高まってくるとは思いますが、簡単には一般的なカウンセラーや心理学者にはなれません。

ほとんど医者になることと同じくらいのキャリアを積まなければいけません。

決して楽な道ではありませんが、人の心を救いたいと思いからそのような進路選択をされたのだと思います。全力で応援します!頑張ってください。

 

また、仕事にする場合は資格などを取得して、公式的に心理的な問題の解決を行いますが仕事としてではなく誰かの心を助ける人には資格がなくても誰でもなれます

友人や部下、恋人の相談に乗ったり精神的な支えになることが、誰でも身近で心理学を活かす最善の方法だと思います。

もちろん自分の心理的な問題の解決にも有用です。私が心理学を学ぶ目的はこの自分の問題の解決にあります。

どんな目的で心理学を学ぶのかは人それぞれだと思います。ぜひ楽しく心理学を学んでいきましょう!

 

最後までお疲れさまでした。

ABOUT ME
レイ
心理学の担当をしています。読書好きな理系大学生やってます。 夢は自分の家を図書館にすることです。 図書委員長や登校班長など異質な経歴を持っています。 座右の銘は「人の不幸はメシウマ」です。