皆さんこんばんにちは、ユウです。
今回の記事は、C言語のデータの出力と式の計算の練習問題となります。
データの出力と式の計算については以前の記事で紹介しているのでそちらを見てもらえると、理解できるかと思います。
ある程度理解しておけば、解ける問題なのでぜひ、チャレンジしてみて下さい。
実行結果の後に、ヒント:と書かれている項目があります。
もし、問題に行き詰まったら見るようにして下さい。
ヒントを見たくないという人は、実行結果のところでスクロールを止めるようにして下さい。
それでは、早速やっていきましょう!
問題1 分数の計算
この分数の式を計算して下さい。
答えは分数ではなく、小数でOKです。
実行結果
ヒント:
この問題で意識するのは、算術演算子(+,-など)の優先順位です。
算術演算子には計算の順番(優先順位)があります。
表に簡単にまとめているのですが、演算子はここで表示しているもの意外にも複数個存在します。
ここではこの問題に関係ある加減除の部分を紹介しています。
他の演算子(・・・の部分)の優先順位を知りたい方は、以下に他の方のリンクを張っておくので足を運んでみて下さい。
https://ja.cppreference.com/w/c/language/operator_precedence
種類 | 演算子 | 優先順位 |
・・・ | ・・・ | |
乗除余 | *,/,% | 高い |
加減 | +,- | 低い |
・・・ | ・・・ |
解答例
問題2 累乗の計算
整数xにキーボードから任意の数を入力し、そのxの1乗、2乗、3乗を出力して下さい。
条件:0≦x≦100
変数などは何を使っても良いですが、簡潔に書けるように考えて下さい。
実行結果
ヒント:
C言語では累乗の計算で「^」の記号を使う事ができません。
ですので、累乗の計算は「*」を使って行くことになります。
解答例
問題3 小数点の繰り上がり ※少し難しめ
2つの整数を入力し、その平均を求めて下さい。
その際、小数点が出た場合は切り上げるようにして下さい。
変数は好きなように設定して構いません。
実行結果
ヒント:
データ型の性質(小数がどうなるか)を理解しておく必要があります。
今回、変数は整数型しか使いません。
解答例
最後に
今回はデータの出力と式の計算の練習問題をやってもらいました。
これらは、他の条件分岐や反復処理を使用する際にかなり使う知識なので、今回あまり解けなかったという人は、もう少し記事や参考書を読み込んだ方が良いかと思います。
今後もこのように簡単な問題から少し考える問題を出していきたいと思います。
今回はこれで以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
以下の記事でC言語の記事をまとめているのでC言語を勉強したいという方はそちらに足を運んでみて下さい。