皆さんこんばんにちは、ユウです。
今回は、ゲーム制作の記事となります。
説明していくのは、タイトルにもしている通りゲームエンジンである、Unityというものです。
Unityについては、詳しく後述していきますが、ゲームを作りたいという方は、まずは、Unityについて触れてみるのがオススメです。
とりあえずゲームを作ってみたいという方は、この記事を読んでUnityを使って行きましょう!
ゲーム作りの環境
現代ほど個人や組織がゲーム制作を始めるチャンスに恵まれている時代はありませんでした。
皆さんも使っているであろう、AppStoreやGoogle Playといったアプリ配信の普及や、昔ではかなり高価なものであった、PCが今では安価で手に入るといった面から、今では環境が十二分に整っているかと思います。
そして、スマホが普及した事により「自分のスマホで動くアプリを開発してみたい」という方が増えてきているのも環境に大きく関わっています。
この記事を読んでいるあなたもそうかもしれませんね。
これらの背景から、現代ではゲーム制作作りに挑戦したいと思う需要が拡大しています。
Unityは世界から支持されている
上記でも述べたとおり、環境が整ってきたことを背景として、ゲーム制作をしたいという需要は年を重ねる毎に増加しています。
しかし、ゲーム制作は高度なプログラミング知識を必要とし、かつ数学や物理学の専門知識が密接に関係してきます。
以前までは、この知識の量の前に挫折する人もいましたが、現在は違います。
これらの知識がそこまでなくとも、ゲーム制作をバックアップしてくれるものこそが、Unity等のゲームエンジンです。
従来、Unity等のゲームエンジンはプロの開発会社が使うもので、ライセンス使用料が数百万円~数千万円という高価なものでした。
そもそも、ゲームエンジンとは開発会社のノウハウが詰め込まれているものなので、ゲーム会社内で使うだけで、一般に公開することはありませんでした。
ですので、ゲーム会社で転職する場合は、元の会社で使っているゲームエンジンと、転職先のゲームエンジンが異なる事があったので、一から覚え直す必要があったそうです。
昔は一般人はスタートラインにすら立たせてもらえないという事が起きていたのです。
Unityの凄いところは、本来使用することが出来なかったゲームエンジンを一般に公開し、誰でもスタートラインに立つことが出来るようにしたことです。
Unityの他にも、ゲームエンジンは様々なものがありますが、一番使用されているのはUnityです。
ではなぜ、Unityが最も使用されているのかについて述べていきたいと思います。
Unity以外のゲームエンジンについて知りたい方は、こちらの方の記事を見てもらうとかなり参考になるかと思います。
Unityの特徴
個人や年商10万米ドル以下の組織は無料で使える
ありがたいことにUnityは、かなり優れたゲームエンジンにも関わらず、ゲーム制作に必要な機能を「無料」で使う事が出来ます。
これには対象者の制限(個人や年商10万米ドル以下の組織)があるのですが、この記事を読む方は、個人の方が多いと思いますので無料で使用することが出来るかと思います。
無料でUnityを使って、お金を稼ぐことも問題ではありません。
ですので、誰でも気軽にUnityを始めることが出来ます。
マルチプラットフォームに対応
近年は、スマートフォンのゲームなら「Android/iOS両方対応」などマルチプラットフォームに対応したものが大部分を占めています。
しかし、本来であればAndroidならJava、iOSならSwiftというプログラミング言語を使って制作しているのが一般的です。
ですので、各プラットフォームごとに調整していく必要があります。
この作業は、非常に面倒でこの作業によって人件費などのコストがかかってしまいます。
Unityは、作成したゲームを非常に簡単にそれぞれのプラットフォームに合わせた形で、ゲームデータを作成する事が出来ます(コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム機)に関してはライセンス契約が必要になることもあります)。
ですので、簡単にマルチプラットフォームでゲーム制作することが出来るUnityは、企業が分からしても非常に魅力的です。
Unityは現在でも、プラットフォームの幅を広げており、現在でも多くのプラットフォームに適応しています。
Unityが対応している主なプラットフォーム
Windows | PlayStation4 |
macOS | PlayStation VR |
iOS | Xbox One |
Android | Nintendo 3DS |
Linux/Steam OS | Nintendo Switch |
tvOS | Facebook Gameroom |
Android TV | Oculus Rift |
WebGL | Daydream |
他のツールとの相性が良い
MayaやBlenderをはじめとしたモデリングツールとの相性もよく、それらで作ったモデルを簡単にUnityに追加してゲームを作ることが出来ます。
モデルを簡単にUnityに導入出来るのは、かなりオリジナル性の幅が広がります。
モデリングについて興味がある場合はMayaやBlenderについて調べてみてはいかがでしょうか。
Blenderであれば、無料で始めることが出来るので始めやすいです。
モデリングツールについては、こちらの方がわかりやすく説明されているので興味がある方は見てみて下さい。
https://www.arintoko.com/entry/3dcg-hikaku
全世界で500万人が利用している
Unityを使って制作する開発者は500万人以上います。
開発者が多いというのは情報が多いという事です。
インターネットを使う事で、Unityに関する情報はかなり出てきます。
日本でもかなり使われているゲームエンジンなので、日本語の資料もたくさんあります。
オススメなのは、YouTubeで実際に制作していく方の動画を視聴してみて真似てみる事です。
Unity Technologies社自身が、開発者同士での情報の共有を後押ししているので、どんどん情報を集めてコミュニティを作っていくのが良いかと思います。
アセットストアの活用
ゲームを作る際には必ず素材が必要となります。
背景画像や、音楽、アバター等ですね。
これらは自分で作って準備しても良いのですが、それはかなり時間がかかってしまいます。
そんな時には、アセットストアを使うと良いです。
アセットストアでは、無料から有料なものまで様々な素材があります。
無料なものでも、質が高いものがかなりあるので調べてみると面白いです。
Unityでの規約によって、アセットストアで準備したもので、お金を稼ぐことも出来るのでどんどん有効活用しましょう。
最後に
今回はUnityについての概要を説明してきました。
Unityでは様々なものを作ることが出来ます。
デメリットもあるのですが、最初の内はあまり関係ないので問題ないかと思います。
ゲームを作りたいという方は、まずはUnityを触ってみてはいかがでしょうか。
Unity Technologies社はUnityのことを次のように言っています。
「ゲームを作るという魔法の一部」
最高にカッコイイ言葉ですよね!
皆さんも、ぜひ現代の魔法の一端に触れてみてはいかがでしょうか。