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ゲーム制作に必要なC#をマスターしよう!【インクリメント・デクリメント編】

ユウ
ユウ

こんばんにちは、ユウです。

今回は前回に引き続き演算子について解説していこうと思うよ!

インクリメントとデクリメントについて今回やっていくんだけれども、この内容はかなりの人が、「難しい、ややこし、わからない」といった風に感じているそうだからしっかりと読んで理解してね。

本記事の内容

☑++,–などの意味が分かる

インクリメント、デクリメント演算子

それでは早速次の式について考えていきましょう。

a = a + 1

これを前回の記事で紹介したやり方で見ていくと、まずa + 1が評価され、現在のaの値に1が加わるようになります。その値が左辺のaに代入される形になっています。

C#ではこの式を簡単に表せるようになっています。その式が次の通りです。

a++

この++インクリメント演算子(increment operator)といいます。

インクリメント演算子は数を1ずつ増やす演算子ですが、この逆の存在もあります。

感がいい人はわかるかもしれません。数を1ずつ減らす演算子はとあらわし、デクリメント演算子(decrement operator)といいます。

インクリメント演算子とデクリメント演算子は変数の前後にそれぞれ配置することができ、その場世によって意味合いが少し違ってきます。

++aとすると、この式が評価される前にaの値が1増やされます。

a++とすると、この式が評価された後でaの値が1増やされます。

デクリメント演算子も同様になります。

読んでるだけじゃわかりづらいかと思うので、一度プログラムを書いて実行してみましょう。

xの値は最初は100です。x++の値を見てみるとこの時点ではまだ100の状態であることがうかがえます。

そして次のxの出力では101が出力されています。

yの値も見てみましょう。++yの値を見てみるとこの時点ですでに101であることがわかります。次に表示されているyも101となっていますね。

最初のうちはこの演算子に慣れないかもしれませんが、使っていくうちにすぐに扱えるようになるので心配いりません。

これらの演算子はint型以外にも使用することができます。

関係演算子と条件演算子

関係演算子(relational operator)はオペランドどうしの関係性を表しています。

演算結果は必ずbool型となり、演算子には次のようなものがあります。

演算子意味
==等しい
!=等しくない
>大きい
<小さい
>=等しいか大きい
<=等しいか小さい

例えば、int a = 1 , b = 100となっている場合、「a > b」の場合はaはbよりも大きくないため偽と評価されるようになります。

この関係演算子は次の章などで学ぶ、if文やwhile文などに使われているのでこの演算子は必然的に覚えなくてはいけません。

if文は条件式の真偽によって実行が異なっていく構文ですが、制御が単純な場合条件判断を一つの演算子で行うことができます。

その演算子とは?:というように表し、条件演算子(conditional operator)といいます。

使い方は以下のようになります。

条件式 ? 式1 : 式2;

条件式が真の場合は式1が評価され、偽の場合は式2が評価されます。

最後に

今回はインクリメント演算子とデクリメント演算子について主に解説してきました。

今回の内容は主に次の項目で習うif文やwhile文につながってくる内容となっているので、必ず覚えておくようにしてください。

今回はこれで以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ABOUT ME
ユウ
プログラミング担当です。夜行性大学生やってます。 メンバーの中で一番プログラミングが得意で、将来はBMIという研究をしてALSの患者さんへの医療機器の開発を目標にしています。 無線LAN有線LANより便利。