こんにちは、レイです。
アドラー心理学は絶対最強です。
ということで、今回はアドラー心理学についてです。
「嫌われる勇気」という本でアドラー心理学に一躍注目が集まりました。
それほど、現代の不安を抱える人間にとって、アドラー心理学が新鮮で有効な考え方なのです。
今回の記事を読むメリットは、以下の通りです。
・アドラー心理学を理解できる
【絶対最強】アドラー心理学のまとめ
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/psychology-300x300.jpg)
アドラー心理学とは心理学者であるアルフレッド・アドラーさんが考えた個人心理学のことです。
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2019/09/psychology.png)
この記事で述べているような、「〜心理学」とは少し違いアドラーさんが自分で考えたものに「個人心理学」と名付けたものです。
個人的にはこの考え方は絶対最強です。
まとめると、以下の通りです。
・原因ではなく目的(感情も)
・劣等感必要
・全ての人間は対等
・最善の行動なら嫌われてOK
・人と課題をわけて考えよう
・他者への信頼・貢献が幸せ
・「今この瞬間」を生きよう
順番に解説していきます。
原因ではなく目的(感情も)
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/purpose-300x300.jpg)
結論:目的を達成するために、原因を利用しているだけ
詳しく説明します。
あなたが誰かの失敗に対して怒っているとします。
と、誰かの失敗を自分の怒りの原因にしています。
ですが、アドラー心理学では
「原因には意味がない」
としています。
「怒りたいという目的の達成のために、原因を探しているだけ」
ということです。
怒っている時に、電話がかかってきたり親しい人と話すことになれば、すぐに笑顔で取り繕うことができますよね。
これが、感情が目的論で動いていることがわかる証明になります。
もっと例をあげます。
あなたが学校に行きたくないという目的があるとします。
その時にいくつか原因があると思います。
・学校が楽しくない
・先生が怖い
・勉強が苦手
・負けるのが嫌
などいくつか理由がある中で、病気気味の症状が出た時に
と言いませんか?
このとき、症状が出たことを原因にして、「学校を休む」言い訳を探しているだけに過ぎないということです。
原因に意味はない。
目的を見直し、「どうして」ではなく「どうやって」現状を上方修正できるか考えよう!
【悲報】原因論では、モテない人は一生モテない
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/love-300x240.jpg)
これは個人的にズドンときた考えです。
あなたがモテない時に
・顔が綺麗じゃないから
・運動ができないから
・話すのが苦手だから
などいろいろの原因を探していると思います。
これは
「フラれたくないという目的を達成しようとしている」
だけです。
「~だからできない」と考え続ける限り一生何もできません。
「それでも達成したいんだ!」と考えることが大事です。
目的論の例一覧
理由 | 目的 |
映画で感動したから泣いた | 泣きたかったから |
イケメンじゃないからモテない | フラれて傷つきたくない |
才能がないから成功しない | 努力したくない、プライドを守りたい |
やる気が出ないからやらない | 言い訳作り、やりたくない |
時間がないからできない | やりたくない |
などです。
全ての行動は原因ではなく、目的から生まれます。
劣等感必要
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/jealousy-300x256.jpg)
人はいろんな人と比べて、自分の存在価値を証明しようとします。
私も多くの人と比較し、いろんな劣等感を持っています。
劣等感とは、他人と比べて劣っていると思う部分で私は
・カッコよくない
・創造性がない
・字が下手
・才能がない
・ダサい
などが挙げられます。
アドラー心理学では劣等感を後ろ向きに捉えておらず、
劣等感があるからこそ頑張れる
と言います。
つまり劣等感とは、 前向きに頑張れるエネルギー源ということです。
悪い劣等感【劣等感コンプレックス】
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/inferior-300x212.jpg)
対して、よくない劣等感のことを「劣等感コンプレックス」といいます。
これは劣等感を行動で解消することを諦めて、歪んだ心になることです。
アドラー心理学では、この「劣等感」と「劣等感コンプレッックス」を区別して考えています。
この劣等感コンプレックスを持っている人は
・攻撃
・自慢(優越コンプレックス)
・不幸のアピール
などをします。
この劣等感コンプレックスを解消するには、現状を変えようと行動するしかないです。
そのほかの、コンプレックスはこちらで解説しています。
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2019/11/aquestion-mark-3839456_640-320x180.jpg)
全ての人間は対等
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/equal-300x296.jpg)
この考えは、当時高校生だった自分にとても深く刺さりました。
それは、私自身が調子に乗ってたからです。
学業成績や部活の成績だけでクラスメイトと比べて、あの人よりは優れているから上、
あの人には絶対勝ってる、のように相対評価ばかりしていました。
ですが、アドラー心理学ではどんなにお金を稼ごうと、知識を持っていようと、人生経験があろうと、性別に違いがあろうと、 すべての人間は対等であるということです。
つまり、どんな立場になろうと
・上から目線にならない
・相手を尊重する(相手の考えの尊重)
・感謝を伝える
・自分の意見として伝える
ということに気をつける必要があります。
自分の意見として伝えるというのは、「間違ってるよ!」と言うのではなく「私は間違ってると思うよ」と自分目線で言い換えるということです。
私なりに言い換えるなら、下にいると感じているときは「劣等感大事!」
上にいると感じているなら、「驕らない!対等対等!』と思うということですかね。
最善の行動なら嫌われてOK
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/ok-300x300.jpg)
これが「嫌われる勇気」のメインの内容です。
あなたが思う最善の行動をしているならば、誰に嫌われても気にするなということです。
どんな行動を取っても、10人いれば1人は嫌ってしまうものです。
次に説明しますが、好き嫌いは他人の課題ですのであなたがどれだけ考えても、全員に好かれることは不可能です。
自分の信じる行動をして、自分の好きなように生きるのが、大切です。
ここでは、最善と言っていますが、100点満点でなくてもOKです。
とにかく、行動してみて改善しようということも言っています。
自分が自分を嫌いになってしまうことを恐れる方がいいですね。
人と課題を分けて考えよう
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/gomibako-300x183.jpg)
これは他人の課題と自分の課題を分けて考えると言うことです。
例えば、あなたが自分で靴などの商品を作ったとします。どんなに良い商品だとあなたが思っても
という人はいます。
その商品に対して何を考えて、何を思うのかは、その人ににしか分からないです。怒りを抑えて
大変貴重なご意見ありがとうございます。
とさらっと流しましょう。
先ほど行ったように、最善の行動だと自分で思うなら嫌われてもOKです。
また、他人の課題にズカズカ踏み込むのもあまりよくないです。
どんな決断もその人のもの、あなたが責任を負う必要は全くないです。
同時に、あなたの決断もすべてあなたのものであり、課題です。
親や教師など誰かに決められるものではないです。
課題に踏み込まず、踏み込ませずでいきましょう!
他者への信頼・貢献が幸せ
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/comtribution-300x300.jpg)
「信頼」というのは他人を無条件で信じることです。
「貢献」というのは他人のためになることです。
アドラー心理学いわく最大の幸せはみんなに必要とされることとしています。
反対に、人は共同体の中で生きているので、孤独感が最大の不幸であるとしています。
人を幸せにすることは、自分を幸せにしていることと同義であるといい、偽善でもいいから助け合っていこうということですね。
ですので、個人的に幸せの考え方はこちらの記事がしっくりきます。
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/happy-320x180.png)
「今この瞬間」を生きよう
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/now-300x300.jpg)
何があっても「今この瞬間」が最高であるということです。
いろんな言い訳をして、今やるべきこと・やりたいことをしないことを
人生の嘘
としています。
過去に起こったことに対する劣等感コンプレックス、現状へ満足した優越コンプレックスなど現状を阻む言い訳が存在します。
人間は言い訳を考える神様と言われるほど、何かにつけて始めることを恐れます。
過去と他人は変えることはできませんが、今の自分だけは変えることができます。
どんな過去があっても今のあなたにとっては何の関係もないと考えるのもありだと思います。
アドラー心理学のまとめ
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2019/09/result-1-300x193.jpg)
・原因を考えるより、目的のために頑張ろう!
・劣等感は大事なもの!その人に追いつけるように頑張ろう!
・全ての人間は対等だから、上から目線はやめよう!
・最善の行動なら嫌われてOKだから失敗を恐れず行動しよう!
・他人の考えはその人の課題だから、切り離して考えよう!
・他者への信頼・貢献が幸せだから、どんどん貢献しよう!
・「今この瞬間」のことだけを考えて生きよう!過去は今のあなたには無関係!
最後に
私はまだこの考えは定着させることができていません。
嫌われてOKと言われても、やっぱり怖いですよね。
しかし、「今この瞬間」を生きるというところだけは人生の要所要所で思い出します。
今のこの瞬間以外に、早く始められる瞬間ってないですよね。
あなただけのこの人生を好きなように生きて欲しいなと切に思います。
また、今回の記事はこちらの本を利用しています。
最後までお疲れ様でした。