こんにちは、レイです。
呼吸依存症です。
ということで、今回は依存症を改善する方法について解説します。
依存症には様々な種類がありますが、全般的な依存症をテーマにお話していきます。
今回の記事を読む注意事項として
・最後まで
・リラックスして
・完全に理解できなくてもOK
という心構えで読んでください。
今回の記事を読むメリットは以下の通りです。
・依存症について理解できる
・依存症を改善する方法がわかる
依存症とは?
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/alcoholdependance-300x260.jpg)
あなたは何かの依存症ですか?
依存症と聞くと
・タバコ
・お酒
・カフェイン
・ゲーム
・ギャンブル
・性
・ネット(スマホ)
などが思い浮かびますよね。
それに対して、様々な診断基準、方法があり依存症と完全に断定するのは、難しいです。
依存は気づかない間に重くなってしまう病気であることを理解してください。
心理学では
「必要でないのにただハマっている状態」
を依存しているという判断にしています。
また、 自分の親友や子供など身近な人が同じことをしていて、賛同できるか?というのも大きなポイントです。
依存でストレス解消はできない
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/stress-300x165.jpg)
人間を快感を感じる 「ドーパミン」というホルモンがあります。
依存してしまうのは、このドーパミンが原因です。
お酒やタバコ、ネットなどの依存対象を利用するとその瞬間はこのドーパミンで満たされ、快感を得ることができます。
しかし、同じ刺激を続けているとドーパミンの量や受容体が減り、どんどんドーパミンでの快感が効きづらくなります。
同じ快感を得るためにどんどん量が増えるということです。
ドーパミンの反応低下が起こると記憶力・集中力・意欲が低下してしまいます。
ここで、依存対象を利用するとストレスが減るという意見があります。
ここが大きな間違いになります。
結論:依存することでストレス増えます
何かに依存している人が、その依存対象を求めることでストレスが高まります。
普段あるストレスに加えて、依存することでストレスが追加されます。
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/iraira-300x169.png)
つまり、最初から依存しない方がストレスが少ないということです。
ドーパミンの力で、快感を得てストレスがなくなっていると錯覚しているにすぎません。
本当はストレスの量が増えています。
依存症を改善する方法
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/care-300x300.jpg)
一般的な考えとして、3つの方法で依存から脱しようとします
- 気合
- 物質的隔離
- 依存欲求を減らす
1の気合は誤った方法で、ほぼ不可能です。
それは時間とともに気合がなくなっていくからです。
みなさんも自己啓発の本やセミナーに行って、その瞬間は漲ってもすぐにやる気がなくなったことがありますよね。
このように気持ちは長続きしないのです。
2の物質的隔離は、文字通り物質対象を排除しようという考えです。
誘惑に負けないようにそのものを捨てたり、目に入らないような環境にするということです。
有効的ですが、欲求は消すことができないので、追加で3番をやるのがいいです。
最善は3の依存欲求を減らすことです。
依存でストレスがなくなるという錯覚に気づき、理解することが一番大事です。
欲求を減らせない限り、依存のループはなくせないです。
物質的隔離をしつつ、依存欲求を減らすために依存の錯覚に気づこう!
【間違い】減らすという改善方法
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/bad-300x300.jpg)
依存症に気づいて、
と考える人がいます。
確かにいきなり0にすると、なかなかキツイですし、理にかなっている気がしますね。
ですが、その行動は間違いです。
お腹が空いている時に、少し食べようと思っていたら、がっつり食べてしまったという経験はありませんか?
スマホでも、5分だけのつもりが1時間、2時間と伸びてしまっていると思います。
少しだけやるというのが、一番辛いのです。
結論:依存対象を0にするのが、一番良い!
です。
【悲報】依存は幸せを奪います
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/steal-300x300.jpg)
とはいえ、依存対象だけが生きる喜びだと言い切る人もいると思います。
これをなくすくらいなら死んだ方がマシだとかですね。
そこで出てくるのが「失楽園仮説」です。
失楽園とは、アダムとイブが禁断の木の実を食べたせいで楽園を追放されるという話です。
依存に言い換えると、
「依存対象に手を出してしまった人が今までの幸せを感じられなくなってしまう」
ということです。
つまり、依存のせいで幸せを感じにくくなっているということです。
また、ストレス耐性も弱くなってしまいます。
まとめると
・依存することでドーパミンが減る
・ドーパミンが減ると幸せが減る
・ストレスへの耐性もなくなる
ということで、まず依存しそうなものに手を出さないのがいいです。
幸せになる方法はこちらから。
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/happy-320x180.png)
依存の根本的原因
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2019/09/question4-300x300.jpg)
これまで多くの依存のデメリットを解説してきました。
ですが、知られていることばかりだと思います。
それでもなぜ依存をやめられないのかというと
結論:自分の正当化してるから
人間は自分の行動を正当化しようとする「正常性バイアス」が働きます。
自分だけは大丈夫と思うことです。
ですから、先ほどの解説を踏まえても全ての人が
・自分に必要であり、ストレス解消になっている
・これしか楽しみ、生きる喜びがない
・あの有名人もたくさん使っているから大丈夫
と自分の都合のいいように解釈をしてしまいます。
きちんと真実に向き合う必要があります。
そもそも依存対象が美味しい??
今やめよう!
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2019/09/startnow-300x300.jpg)
今でしょ!
結局何かを始めるのに、今この瞬間以外に早いものはないんですよね。
その理由は依存を繰り返すと、脳が元に戻らない可能性があるからです。
元に戻るとは限らないからこそ、早めにやめないといけません。
突然、依存対象をやめたところで禁断症状もほぼ出ないことがわかっています。
周りの人のダメな対処法4選
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/family-300x300.jpg)
友人や家族など身近な人が依存症にかかっていたら、どうにかしてあげたいと思いますよね。
ですが、干渉のしすぎは良い結果を生みません。
特にやってはいけないことを4つ紹介します。
- 世話をすること
- 説教をすること
- 責任を感じること
- 強制的にやめさせること
世話をしてしまうと、依存していても助けてくれると錯覚させてしまいます。
本人が自発的に解決をするのを待つのがいいです。
2つ目はこれは依存行為をしている最中ですが、その最中は聞く耳を持ちません。
行為中に何を言っても、悪い方向に進んでしまうので、離れましょう。
3つ目に関しては、周りの人が責任を持つ必要が1ミリもありません。
責任を感じてしまうと、本人があなたに責任転嫁してしまいます。
4つ目の理由を説明せずに強引にやめさせるのは、依存症にかかわらずよくありません。
本記事で説明したデメリットを論理的に説明、説得することが第一歩です。
若者に多いネット依存症
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/netdependance-300x212.jpg)
いくつか依存症はありますが、今回はネット依存症だけ紹介します。
実は私もネット使用時間に問題があると感じていました。
実際現在の日本の20歳以上の271万人以上の患者がいるそうです。
20代前半の男性の5人に1人がネット依存症だと言われています。
ネット依存になりやすい特徴として
・集団適応が苦手
・若いうちからネット使用
・成績が悪い
などがあります。
ネット依存症の恐ろしいところは、薬物を利用した時と同じくらい神経線維の損傷が見られていることです。
このことから、ネット依存症のことを「デジタル・ヘロイン」と呼んでいます。
気になる方はこちらのサイトで、ネット依存症診断をしてみてください。
https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/iat.html
ネットでの学習で成績は上がる??
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/e-learning-300x300.jpg)
現在では、e-learningと言われ、ネットを利用した学習教材も多くなっています。
しかし、アメリカやドイツ、イスラエルなどの調査によると
パソコンの導入後、学生の成績が大きく下がった
という結果が出ています。
というひとがいると思います。(私もそう思ってました)
ですが、同じ勉強時間でも、通信アプリを使うほど成績が下がることがわかっています。
結論:ネットでの勉強は成績下がる
ということです。
これは前頭前野の発達が悪くなるからだそうです。
机で書いて勉強する方がいいということです。
ポルノ依存症について
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2020/04/adult-300x300.jpg)
インターネットコンテンツの中で一番依存症になりやすいのが、ポルノです。
ポルノ依存症とは、アダルトコンテンツいわゆるポルノを見続けてしまうことです。
これは、相手を変え続ければ興奮できる「クーリッジ効果」が作用しています。
つまり、コンテンツさえ変えれば無限にドーパミンが出続けるということで、
もちろん長時間視聴すると、受容体が下がるためどんどん強い刺激でないと
興奮できなくなってくるためさらに見てしまいます。
依存症のまとめ
![](https://cupuasu.club/wp-content/uploads/2019/09/result-1-300x193.jpg)
・依存症の判断は、自分の友人や家族がしていても容認できるかどうか
・依存対象で、ストレスは減らせない。むしろ増える。
・依存症を改善する方法は、物質的隔離と欲求を減らすために理解すること
・減らしてやめるのはかなり辛い
・依存により幸せを感じにくくなる
・依存をやめられない根本的な原因は「自分だけは大丈夫」という気持ち
・周囲の人は過度に干渉しすぎない
・ネット依存症はかなり危険
・ネット学習は成績下がる
・ポルノ依存症はクーリッジ効果によるもの
最後に
お酒やタバコの味が美味しいという人がいます。
ですが、本当にそうでしょうか?
が正直な私の感想です。
確かに味覚が大人になったとも言い換えれますが、鈍くなっただけで、依存の快感が美味しく感じさせるだけです。
タバコなどにメンソールが入っているのは、喉を麻痺させてむせないようにしているにすぎません。
依存は思考能力を奪い、身体能力も奪います。
依存物質に負けないように頑張りましょう。
今回の記事は、こちらのマンガを参考にしました。
私の話がわかりにくかった方は、こちらの本をお買い求めください。
最後までお疲れ様でした。