こんばにちは、ユウです。
今回はC#の基礎である、データの表示についてやっていこうと思うよ!
C#を使えるようになると、ゲーム制作の幅がかなり広がるのでぜひ覚えていこう!
今回C#を紹介するにあたって、発行元:SB クリエイティブ株式会社 著者:粂井 康孝(くめい やすたか)さんの「猫でもわかるC#プログラミング」を参考に紹介しています。
C#を書くにあたって準備するもの

C#を書く際には、Visual Studioという開発環境を準備します。
世界でも一般的に使われている開発環境ですので、ぜひ使ってみるようにしてください。
少し容量が大きくなるかもしれませんので、容量は余裕を持った状態で入れるようにしてください。
このVisual Studioの準備の仕方はこちらの方の記事が分かりやすいので参考にしてみてください。
C#で文字を出してみよう!

他の言語をやったことがある方は、身に覚えがあるかと思いますがプログラミングで一番最初に作るプログラミングは「Hello ! World ! 」と表示させるものでしょう。
今回は、それの応用として自分の名前を出力させてみます。
まずは、以下のコードを書いてみてください。○○の部分に自分の名前を入力してみてください。
このコードを打ち終えたら、次にビルドというものを行います。
「メニュー」→「ビルド」→「ソリューションのビルド」を選択してみてください。
そうすると、ビルドが行われます。この際に最後の文章を確かめてください。
そこに「1 正常終了、0 失敗」と書かれていれば成功になります。
もし、違うことが書かれていたらビルド失敗となりますので、そこに書かれている注意点をしっかり見てコードを訂正してみてください。
次に「デバッグなしで開始」を選択すると、コンソールが開かれて文字が出力されます。
プログラムの構造
コメント
1行目の「//」はコメントの表示を可能とさせます。これ以降の文字はその行においてコメント扱いとなります。
コメントにしておくと、コンパイルがされていないので覚えておくと便利です。
もし、プログラムを書いている際に1箇所のコードだけを消したい場合にコメント表示にすれば、そのコードを直接消すことなくコンパイルされないようにします。
また、コードについてのコメントを書いておくことで、プログラマが後から見直した際にも何を行っている処理か理解しやすくなるので細目にコメントを残しておくほうが良いです。
コメントの種類には「//」以外にも「/*・・・*/」が存在します。(・・・の部分はコード)
「//」は1行に対してのみ有効でしたが、「/*・・・*/」は挟んだ部分全てがコメントになります。これを使用する際に気を付けることは「/*・・・*/」の中に「/*・・・*/」を入れることはできません。(「//」は入れることができます)
using System;
using System;はプログラムが「System」という名前空間(namespace)を使うことを宣言しています。
今の状態では、これは理解しづらいので必ず書くおまじない程度に考えておいてください。
これをきちんと理解できるようになるには、クラスやインスタンス化というものを覚えてからになります。
class Biginner01
class Biginner01はこの後の「{」から「}」までがBiginner01というクラスであることを宣言します。
クラスについては、まだ詳しく説明はしないのですが、クラスはC#の中で重要な構成の一つであるということを意識しておいてください。
public static void Main()
public static void Main()について、細かく分けてから説明していきます。
C#ではプログラムは必ずMainメソッドから開始されます。
メソッドとはデータに対して何らかの処理を行うものであり、クラスの構成要素の一つです。(C#では、大文字と小文字の区別がされるので、Mainは必ず大文字から開始されるようにしてください。)
publicとは、MainメソッドがBiginner01クラスの外側からでも呼び出されるということです。
Mainメソッドにおいてはpublicをつける必要性はありません。ですが、慣習としてつけているプログラマの方たちがかなり多いです。
staticとはクラスのインスタンスが作成されていなくても、飛び出しが可能であるということです。いまはまだ、インスタンスについては説明できませんがこういう概念があるのだなということを知っておいてください。
今は、Mainメソッドの場合は必ずstaticをつけるということを意識しておいて下さい。
voidはMainメソッドが呼び出し元に値を返さないという意味です。
Mainの後に()がありますが、このかっこの中には本来、Mainメソッドが受け取るデータ(引数)を書くことができます。
ここでは、大雑把に各箇所の説明を行いましたが、ここではMainメソッドは「public static void Main()」と書くことのみを覚えておくだけでも大丈夫です。
C#を勉強していくと、きちんとこれらがどのような意味を持っているのかきちんと理解できるかと思います。
メソッド呼び出し
Console.WriteLine(“私の名前は○○です”);
これは実行してもらったので、わかるかと思いますがコンソール画面に、「私の名前は○○です」という文字列を表示することができます。
最後に「;」(セミコロン)がついていますが、文の最後にはこれをつけないとコンパイルエラーになるので気を付けるようにしましょう。
ConsoleというのはC#であらかじめ定義されているクラスです。このクラスのメソッドに、画面に文字列を表示させるWriteLineメソッドがあります。
これらから、Console.WriteLineは「クラス名.メソッド名」のような形になっています。
こうすることでクラスのメソッドを呼び出すことができます。
本来であれば、メソッドを呼び出すためには「名前空間名.クラス名.メソッド名」としなくてはなりませんが、最初にusing System;を書いているので、省略することができます。
今回のコードでusing System;の部分を消して、System.Console.WriteLine(“・・・”);としてみてください。
きちんとコンパイルでき、出力もできるかと思います。
最後に
今回は文字の表示について紹介してきました。
説明において、まだ理解できない単語や機能もあったかと思いますが今はまだそういう機能があるのだなという認識程度で大丈夫かと思います。
C#はまだまだ覚えることが山のようにありますが、覚えていくことで幅が広がるのでぜひこれから挑戦していってください!
今回はこれで以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!