こんにちは、レイです。
今回はたくさんの人がいても会話が聞こえるカクテルパーティー効果について解説していきます。
えっ?名前呼んだ?
会話に急に入ってきて、名前を呼んだか確認する人はいませんか?
全く言ってもないのに入ってきて、かまちょ(構ってほしい人)かなと思いますよね。
このように たくさんの人がそれぞれに雑談している中でも自分が興味がある人の会話、自分の名前などを無意識に聞き取ることができることを「カクテルパーティー効果」といいます。
好きな人が話している内容とか、すごく気になって聞き耳を立てちゃいますよね。
カクテルパーティーとは?
名前の通り、お酒を飲むパーティーのことです。
カクテルなどのお酒を持ち、軽食をつまみながら会話をする立食形式のパーティーとして使われています。
私は苦手です。
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カクテルパーティー効果の3つの原因
選択的注意
重要だと認識された情報のみを選択し、それに注意を向けることを選択的注意といいます。
ネットやテレビ、広告などたくさんの情報で私たちは生きています。その情報をすべて受け取っていたら、脳は処理しきれず、パンクしちゃいます。情報を無意識的に選んでしまうのですね。
不要な情報は遮断し、自分に関係にありそうなことだけ選ぶということです。
カクテルパーティー効果にはこの選択的注意が原因として挙げられます。
バスで寝ぼけているときに、自分が降りる駅を呼ばれたらはっとしますよね。
周波数・音源
選択的注意も少し関係があり、自分に関係があることが聞こえると音源の位置、音源ごとに違う周波数の差によって脳が解釈してしまいます。
つまり、音源の位置や周波数がどれも同じであれば聞き取ることは難しくなるということです。
自覚しにくいところなんでなんとも言えませんが、周波数で脳が判断しているんですね。
カラーバス効果(視覚によるもの)
ある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなる心理効果を「カラーバス効果」といいます。
これもカクテルパーティー効果の原因の一つであり、選択的注意が原因のものです。
ラーメンが好きな人はラーメンと看板があれば、目に留まりますよね。
また、女性が好きな人はすれ違う女性を見てしまうことにより、男性を見ないため「今日は女性が多い」という勘違いをしてしまうこともあります。
このほかに、視覚によるものとして唇の動きで言葉がわかる読唇術も関係していると私は思っています。
以上の3つが原因で、カクテルパーティー効果になります。
カクテルパーティー効果を活かす!(恋愛にて)
カクテルパーティー効果は
・気になる人の会話
・自分の名前
が聞こえてしまうという効果ですが、恋愛でも活かすことができます。
結論:相手の名前を呼ぼう!
相手の名前を呼ぶことが、カクテルパーティー効果を活かし相手から好意を抱いてもらうことができます。
15分間に名前を呼びながら、会話するペアと名前を呼ばないペアに分かれて実験をすると、名前を呼んでいたペアの方が相手に好印象を持つという結果が出ました。
名前を呼ばれるたびに、相手に対して無意識に注意が向いてしまうのですね。
ネガティブカクテルパーティー(私が名付けました)
会話の中で自分の名前が呼ばれたと思うと、悪口を言われたのではないかと思うことありますよね。
それをネガティブ・カクテルパーティーと名付けました。(楽しくなさそうなパーティーです)
これは完全な思い込みによるものです。自分が相手から嫌われている、自分に対して嫌悪感を抱いているという思い込みがそのような考えに陥らせてしまいます。
思い込みの力のすごさは前回の記事で紹介しています。
人がどう思っているかは、その人にしかわかりません。自分で勝手に悪い方に解釈するのはよくないですよ。
最後に
今回はカクテルパーティー効果について見ていきました。
もしあなたが誰かの気になる人や、尊敬される人なら話を無意識に聞かれている場合もあります。
その人を失望させないように、言動には気を付ける必要があります。
最後までお疲れさまでした。